NHKでアニメ化されていたので、知っていらっしゃる方も多いかと思いますが、小野不由美氏の十二国記の第一巻です。
主人公は中嶋陽子というごく一般的な女子高生。真面目で八方美人で自分の意見をはっきりといわない内気な少女。
ある時を境に毎日のように何かにおわれている夢を見ている。
そんな彼女の元にある日、中国っぽい服を着た金髪長髪の青年、ケイキという男が訪れる。彼がやってきてすぐに妖魔と呼ばれる化け物も学校に現れ、陽子の命を狙う。命からがら逃げ出す直前、陽子はケイキに言われるがまま密約を交わす。
そんな彼女をケイキは異空間へと連れて行く。
そこは妖魔の巣くう世界だった。
ケイキと離れ離れになってしまった陽子を待っていたのは、海客という立場。
異次元のものは忌み嫌われ、災厄の前触れとなるとの事で陽子は役人たちに追われ、妖魔に追われ、数々の人の裏切りにあう。
誰も信じられなくなり、また、自分の根底にあった醜い心と向かい合いながらもそれでも一生懸命に生を模索する。
自分は何なのか?ケイキとは何者なのか?
それが分かるまでの何ヶ月もの旅の中で陽子が得たものは?
ってところでしょうか。
初めは取り合えず、訳がわかんないまま物語が進んでいきます。というのも、この話は全て陽子視点で書かれているからです。
つまり、陽子が分からないものには読者にも分からないっていった具合に…。
もう、この上巻のときは取り合えず
『わからん、わからん、わから〜ん
って感じでした。
徐々にいろんなことが明らかになるんですけど、でも最後の方までわからないまま物語が進んでいきました。
で、最後の方になると全てが分かって、『あ、そういうことか』って納得させられました。
陽子も普通に日本で過ごしていたら、こんな思いなんてしなくていいのになぁとかちょっと思っちゃっいました。
因みに私が好きなのは、この下巻の最後の方に出てくる小松尚隆氏が好きです。
破天荒な性格で、これぞ男
彼がどういう風に陽子と関わっていくかは読んでからのお楽しみってことで^^
【オススメ本を紹介の最新記事】



